【人工授精】痛い？気になる！体験談と原因・対策

多くの病院では「痛くないよ」と言われるのですが、人工授精って痛いって聞きませんか？

もちろん「痛くないよ」って人もいますが、自分が痛くないかはやってみないとわかりません。

どんな痛みがあるのか気になりますよね。

未体験のことは何をされるのかわからなくて不安で怖いものです。

そこで、そんな不安を少しでも解消できるように、この記事では私の体験とほかの人の体験をご紹介します。

対策もあるのでぜひチェックしてください！

人工授精（AIH）ってなにするの？

人工授精と聞くと、なんだか機械的なイメージありませんか？

実は妊娠プロセスは自然妊娠と同じなんです。

子宮にたどり着いた精子が、卵管を通って卵子のいる卵巣まで自力でたどり着き、授精します。

どこが「人工」なのかというと、精子が子宮に到達する過程を人が介入し、直接子宮内に注入するところです。

また、人工授精をおこなう際に、精子を元気にする処置を施す病院が多いため、タイミング法より若干成功率が上昇します。

精子を元気にする処置（洗浄・濃縮）をしない病院もあるので注意してください。
少しでも確率を上げたい人は処置をする病院を選びましょう。

人工授精って痛いって聞くけど？

私は累計3回人工授精をおこないましたが、すべて痛みかたが違いました。

処置中に痛みは無く、その後少し痛むときもあれば、処置中から痛みを感じる時もありました。

処置してもらった先生が3回とも違ったので、先生によっても違うのかもしれません。

それでは、人工授精をしたときの痛みかたについて詳しくご紹介します。

1回目の人工授精はそれほど痛くなかった

初めての人工授精はあまり痛みを感じませんでした。

作業中も、終わって妊娠結果を待ってる2週間の間も

と悩むこともなく時が過ぎ、無事妊娠できました。

まさか1回目で妊娠できるとは思っていなかったので嬉しかったです。

そのため、この時は

と思ったものです。

2回目の人工授精は処置後の1～2週間痛かった

2回目の人工授精は、器具の装着時は少し痛みはありましたが、内診をしてもらうときと同じくらいの痛さでした。

実際に精子を注入してもらうときは痛みはありません。

ただ、1回目と違い処置をしてもらった次の日に出血と、翌日からおなかに痛みがありました。

出血は器具を装着した際に中を傷つけてしまったためだと思います。

そのため、処置した日に出血は止まりました。

腹痛のほうは最初はチクチクする程度の痛みでしたが、次第に痛みが強くなっていき、病院で診察・痛み止めを処方してもらいました。

人によって痛みかたが違うことは知っていましたが、同じ人間でも痛みの感じ方が変わるとは思っていませんでした。

3回目の人工授精は装着時にびっくりな痛みがあった

3回目の人工授精は器具の装着がそこそこ痛かったです。

痛っ！

と思わず声が出そうになるくらいでした。

器具の装着でそこまで痛いと思っていなかったので、驚きもあります。

装着する間だけなので時間は短いですが、それでも十数秒は痛かったです。

「回数を重ねるほど痛みが増す」という話も聞いたことがあり、女性医師だったから痛かったというわけではありませんのであしからず。

腹痛は人工授精の翌日からありました。

ただ、2回目の人工授精とは違って「針で刺されてるような鋭い痛みかた」でした。

2日後の診察で、先生いわく

とのことです。

その後2日間（人工授精から6日目）までは痛みが続きました。

4・5回目の人工授精は装置時の痛みが強くなった

4・5回目の人工授精は3回目より装着器具の痛みが強く感じました

「痛い」という意識で体に力が入ってしまったようで先生に

と言われてしまいました。

5回目は4回目とさほど痛みかたは変わりませんでしたので、「回数を重ねれば痛みが増す」に関しても、際限なく痛みが増すわけではないのかもしれません。

また、人工授精処置直後は少し生理痛のような鈍痛がありましたが、翌日には痛みもひいており、痛みが続くことはありませんでした。

人工授精をした人たちの体験談

とっても気になるみんなの体験談をまとめました。

20代でも40代でも痛い人や痛くない人がいたので、痛みに年齢は関係ないようです。

痛みを感じた人の体験談

人工授精をして痛かった人の体験談をご紹介します。

それでは口コミをご紹介します！気になる口コミは・・・

口コミを見ていても器具を装着する際に痛みを感じている人が多いですね。

人によって子宮の位置が違うので、その関係で痛みが出ることがあるようです。

ちなみに「人工授精が痛い」と言われていますが、実は「卵管造影検査」のことも「人工授精」として認識されて混同している人もいます。

そんな卵管造影検査については別記事でご紹介します。

痛くなかったと感じた人の体験談

痛くなかった人の体験談をご紹介します。

初めてでも既に経験していても

痛いかも！？

と不安になりますよね。気になる口コミは・・・

以上、たくさんある体験談のなかから抜粋いたしました。

痛くなかった人にも違和感や気持ち悪さを感じた人がいます。

また、出血は痛みの有無に関係なくあるようですね。

痛みの原因はなに？

人工授精がなぜ痛いのか、原因と対策をご紹介します。

痛くなりにくくする対策や、痛くなったときの対処法も紹介するので、ぜひ活用してください。

原因1：処置をしたときの刺激や傷

人工授精をしたことで発生する原因は主に4つです。

口コミに書いてる「痛み」は器具装着やカテーテル挿入時の痛みのことが多いです。

原因2：人工授精後におきる体の変化

人工授精後に生じる痛みはこのようなものがあります。

人工授精が原因ではないけど、違いなんて本人にはわからないから人工授精が痛いと感じます。

1週間以上痛みが続く場合はこれらの可能性が高いです。

痛みを感じないためにできることは？

痛みを感じるか感じないかは個人差が大きいですが、痛みにくくするための対策はあります。

簡単ですので、ぜひ試してみてください。

対策1：息を吐いて体の力を抜く

どうしても力が入ってしまう人は、器具を入れるタイミングに合わせて息を吐くようにしましょう。

息を吐くと自然と体から力が抜けるので、意識してみてください。

対策2：人工授精の前はトイレを我慢

診察をしてもらう前、トイレに行きたくなりませんか？

しかし、人工授精のときに尿意を少し我慢しておくと痛みが和らぎます。

人工授精で痛い原因の1つが器具の装着です。

子宮に角度がある場合に器具を装着するのですが、角度があるほどカテーテルが入りにくく、痛みが増します。

しかし、尿で膀胱が膨らむことで子宮の角度が緩やかになり、カテーテルがスムーズに入るようになります。

体外受精ではよくする手法なのですが、人工授精でも同じ効果が得られます。

器具装着の痛みが気になる方におすすめです。
自分でできる対策なのでぜひ試してみてください。

痛みがでたときに和らげる方法は？

和らげる方法1：痛み止めを処方してもらう

痛みがつらいときは痛み止めを処方してもらえます。

我慢せず先生に相談してみましょう。

排卵前に痛み止めを使うと排卵しなかったり、遅れたりすることもあるので先生の指示通りに服用するようにしてください。

市販の痛み止めは妊娠に影響を及ぼす可能性がある薬も多いため、処方された薬のみ使用するようにしましょう

和らげる方法2：体を温める

痛みを和らげるのに体を温めるのも有効です。

また、体を冷やすとホルモンバランスが崩れて受精や着床にも影響が出てくるので、体を冷やさないよう気をつけなければいけません。

体を温めるには40℃以下のお風呂にゆっくり浸かるのがおすすめです。

特に夏場はエアコンの冷気で体を冷やしやすいので

で体を暖めましょう。

和らげる方法3：漢方薬の服用で体の根本から改善をはかる

飲んですぐに症状がよくなるわけではありませんが、漢方薬は不妊治療にとても有効です。

体そのものを改善することで生理痛の痛みが軽減され、妊娠しやすい体ができます。　

漢方薬なら妊娠中でも安心

というイメージがありますが、妊婦さんに推奨されていない漢方薬もあるので注意してください。

逆に「安胎薬」と言われる

漢方薬もあるので、他の薬と同様しっかり用法・用量を守れば妊活の心強い味方です。

という人は漢方治療も検討してみましょう。

人工授精後に痛みが続くときは病院へ連絡

たいていの人は人工授精後2～3日で痛みが治ります。

しかし、痛みがひかない人もいます。

多くは問題ないことが多いのですが、細菌感染や副反応をおこしている可能性もあります。

の症状が続いたときは、我慢せずに病院で診察してもらいましょう。

まとめ｜人工授精が痛くても我慢しなくていい

人工授精は本当に痛いのか、みんなの体験は

など人工授精の痛みはほんとに人それぞれでした。

そして

痛かった人は我慢しなければいけない！

なんてことありません。

むしろ、ストレスは妊活の敵なので、痛みを軽減させたり無くすための工夫をおこないましょう！

\ 痛みの原因と対策はこちら /

人工授精は何回おこなってもドキドキしますね。

この記事で少しでも不安な気持ちが軽くなれば幸いです。

みなさまのもとに可愛い赤ちゃんが訪れますように・・・